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花王の健康経営への取り組み事例 4年連続健康経営銘柄企業の取り組みとは

健康経営ノウハウブログ編集部
2018/09/25 9:00:00

第2回目となる「健康経営銘柄2018」には、26社が選定されました。経済産業省が東京証券取引所と共同で行うこの制度では、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業が毎年選ばれています。健康経営銘柄に4年連続で選出されている企業が、花王です。花王の健康経営戦略とは、いったいどのようなものなのでしょうか。連続選定の理由に迫っていきます。

 

健康経営銘柄とは?

健康経営銘柄は「国民の健康寿命の延伸」に関する取り組みの一つとして、2014年から経済産業省と東京証券取引所が共同で行っています。この制度では東京証券取引所の上場会社の中から、健康経営に取り組み、優れた成果を上げている企業を選定し、評価しています。

原則として1業種1社、33業種から選定が行われます。評価を与えることにより健康経営に対する認知を広め、またそれを実践する企業を長期的な視点から、投資価値のある企業として紹介する役割を果たします。

 

認定されるメリット

健康経営銘柄に選定された企業は、従業員の健康について積極的に取り組んでいることが、社会に広く告知されます。利益追求にのみ走らず、会社内で働く人を大切にする企業として良い印象が得られ、雇用の現場でも有力なアピールポイントとなることは大きなメリットです。労働環境や働きがいに着目する、意識の高い優秀な人材を採用できるチャンスが広げられます。

また、企業内部の労働環境整備により、雇用や生産性が安定し、成長力を見込めることもメリットです。従業員がいきいきと働く企業は、活力に満ちた元気なイメージを与えます。投資家にとって魅力的な企業として経済産業省と東京証券取引所から紹介されるため、株式の評価向上が期待できるでしょう。

 

花王が健康経営銘柄に4年連続選定されている理由は?

花王は人々の暮らしを快適にする商品を追求してきた企業ですが、一方で30年以上にわたって、健康を損なう原因の解明とその予防のための研究を続けてきた会社です。健康経営の取り組みが評価された背景としては、そうした研究成果を自社の従業員の健康増進にも役立ててきた実績があります。

花王では、「ヒト」を最も重要な資産と位置づけています。自社の従業員の健康管理を行うことは、その重要な資産を守ることに他なりません。花王の健康づくりのきっかけは、1990年代に福利厚生施策やサービスを“給与化”した動きにあるといいます。住宅などの福利厚生を給与化していくうちに、現物支給しか通用しないものがあることに気づきました。それが従業員の「健康」だったのです。

福利厚生から始まった花王の健康づくりはやがて、「人材育成」へと行き着きます。どれほどのスキルやキャリアがあっても、健康を害していてはスタートにすら立てず、コースの途中で離脱することもあります。花王では「すべての従業員を、あるべき場所に配置できるようにすること」が企業側の役割と考えているのです。

健康づくりを福利厚生ととらえると、会社にとっては「コスト」となります。しかし、それを、人材育成だと考えればそれは「投資」になるといいます。花王にとって健康経営は、人材育成の意味を含めた投資なのです。

出典;花王サステナビリティデータブック

 

花王の健康経営への取り組み事例

特定保健指導

花王では保健師を正社員として雇用しています。35歳以上の特定保健指導対象者に対し、保健指導を定期的に行っています。また、プレメタボ層への保健指導もあわせて実施し、特定保健指導対象者の新たな発生防止に務めています。

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QUPiOポイント

健康づくりの取り組みをQUPiOポイントとして付与し、従業員の健康へのモチベーションを高めています。健康施策を「見える化」し、貯まったポイントを健康グッズと交換して、さらなる健康づくりを促します。

 

生活習慣&内臓脂肪測定会/花王健康ごはん

内臓脂肪をマーカーとした生活習慣測定会を実施。さらに、「しっかり食べて太りにくい食事」のセミナー開催により、健康的な食生活への興味喚起を行っています。また、セミナーで紹介された理論に基づく、「花王健康ごはん」を食堂で提供しています。

 

歩行改善プログラムの活用

「いつまでも動けるカラダの維持」を実現する歩き方を身につける歩行改善プログラム「ホコタッチ」を提供。現在は約4割の社員が活用して、歩行の改善に励んでいます。

 

健康経営銘柄を自社で受賞するには? 

花王はその歴史から培ったノウハウを十分に健康経営に活かし、従業員の育成事業の一環というスタンスで健康づくりを進めてきました。エビデンスに基づいた商品やサービスを自社内でも活用することで、健康経営銘柄を連続で受賞しています。企業によって健康経営の施策はさまざまです。花王の例をヒントにして、自社の得意分野を活かしたユニークな健康経営を実践することで、健康経営銘柄選定の可能性が高められるかもしません。

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