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社員旅行は行きたくない派が過半数?参加したくなる旅行にするために

健康経営ノウハウブログ編集部
2018/10/05 15:30:00

多くの企業が、年に1回もしくは定期的に計画し実行している社員旅行は、気分転換になるだけではありません。社員同士のコミュニケーション力を高め、社員同士が知り合うこともできる大きな役割を持っています。しかし、約半数の社員が、「行きたくない」と答える企業もあるという社員旅行。そこで、参加したいと思えるような社員旅行を計画するのに役立つ情報を紹介します。

 

なぜ社員旅行に行きたくないのか

もともと旅行が好きではない、また「プライベートと仕事は別もの」という社員が増えると社員旅行に対して消極的になりがちです。

しかし、社員旅行が成功すれば、企業として一体感が強まり、仕事ではあまり接することのない社員との接点を作るチャンスにもなります。また、毎日の仕事のプレッシャーからも解放される時間にもなるので、モチベーションを引き上げるのにも効果的です。

 

社員旅行に「行きたい人」の本音

  • 旅行自体が好きだし、自分では行かないところに旅行できる
  • 質の良いホテルに宿泊することができる
  • 費用は会社が一部もしくは全額を負担してくれる
  • 苦手だった人のよい点を発見したり、趣味や個性の合う人が見つかったりする
  • 幹事や選任された人がしっかりと予定を立ててくれるのでラクしていける
  • わりと自由な時間が多く、仲のよい人(好きな人)とだけ楽しむこともできる
  • 会社自体の雰囲気も悪くないので社員のために用意してくれているのが嬉しい

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社員旅行に「行きたくない人」の本音

  • 旅行が好きではない
  • ひとり、または家族や友人と行く旅行の方がリラックスできる
  • 週末や連休を利用して行く社員旅行だと自分の時間が使われてしまう
  • 上司や慣れていない部署の人と行くと疲れる
  • 学生のような団体旅行は苦手で、その都度スケジュールに合わせるのは面倒くさい
  • 旅行の場所や内容がなどのプランが合わない
  • 仕事でいつも顔を合わせる人と旅行でも一緒なのは耐えられない
  • 負担する金額が多いので、旅費を払ってまで会社の人と同行したくない
  • 社員がほとんど行ってしまうと、旅行中の事故も気になる

 

上記の理由が、社員旅行に行くか行かないかを決める動機になっています。どちらの意見も共感できる部分があるのではないでしょうか。

 

行きたいと思わせる旅行を計画する

社員旅行を「早く行きたい」とか「待ち遠しい」というイベントにするのは、企業や会社の幹事に選任された人の腕の見せどころです。

海外への旅行や仕事や出張では行かないような場所を選ぶことで、リフレッシュやプライベートではできないことを考えている企業もあります。また、仕事の緊張感が消えている旅行のときなどにこそ、アイデアの閃きがあるという会社もあるのです。

ポイントとなるのは、社員が行きたいと思わせる旅行を計画することです。しかし、自由じゃないから行きたくないという理由を改善できれば、参加する人が自然と増えるかもしれません。

 

「行ったほうがいい」と思える旅行にするためのポイント

自分は関係ないと思うと、関心度は低下し、退屈なものになってしまいます。まして、仕事でいつも顔を付き合わせている人や、苦手な上司や同僚が一緒だとすると、社員旅行への負担を感じやすくなります。

さらに、旅行中の自由度がなく、費用の負担が大きければ、参加したいという気持ちは薄らいでいくでしょう。そこで、社員旅行を計画する前に、以下の点を「社員旅行計画のアイデア」としてチェックしてみるのはいかがでしょうか。

 

参加者の希望を聞き、プランに要望を取り入れる

団体行動であれば、すべての希望を取り入れて場所を決めたりプライベートな時間が取れるようにしたりするのは限界があります。そこで、社員旅行に参加する対象者へアンケートを取ってみることもできるでしょう。行きたい場所、旅行でやってみたいことなど、社員の要望を取り入れたプランは興味を引き立てます。

 

社員旅行に参加する人をチームに分ける

企業によっては、年齢差が激しいこともあります。新入社員は18〜22歳ぐらい、会社の組織上管理者クラスの社員は40代〜50代のことも多いでしょう。まるで、家族の年齢ほどの開きがあると、仕事以外では趣味も好みも合わないということが起こっても当然かもしれません。

この場合、仕事で我慢できることでも、旅行に行ってまで共通のプランで過ごすのは退屈になることがあります。そこで、ある程度親しい社員や年齢の近い社員を同じチームにすることができるかもしれません。

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企画担当の人数を増やす

社員の意見は十人十色。全部の意見を取り入れられないということは、社会人であれば周知の事実です。しかし、できる限り参加する人が満足できる社員旅行にするには、複数の人の意見を企画に加えることもポイントです。

例えば、参加する人をチームに分けるなら、各チームにリーダーを立てることができます。参加者全員から要望を聞くことはできなくても、リーダーからチームの意見を聞くこともできますよね。リーダーと幹事が、参加者の意見を基に旅行のプラン作りを一緒に進めていくと満足度の高い社員旅行に近づきます。

 

時間の自由だけでなく気持ちもフリーになれる組み合わせ

会社のイベントの旅行であっても、タイムテーブルがしっかりと決まっていると、「自由な時間がなく行きたくない」と思う人が出るのは当然です。まるで、出張や研修と変わらなくなり、親しくない上司や同僚と一緒であれば盛り上がりにかけることもあります。

そこで、自由時間を増やしたり、部屋割を工夫したりすることもできるでしょう。企業によっては、差額などの負担を検討しながら、ひとり部屋を追加したい社員の要望を取り入れていることもあります。

 

旅行の成功のために幹事がやること

社員旅行を成功させるために、11のポイントを取り上げます。個人単位でできることもあれば、幹事が組織して関係部署や他の社員の意見を聞きながら進めることもあります。行き当たりばったりでは社員旅行の成功はほど遠いものとなりかねません。ぜひ参考にしてみてください。

社員旅行のテーマ設定

毎年計画されている、または定期的に計画されている社員旅行は、ありきたりのものになりがちです。そこで役立つのは、参加する社員のアイデアを取り入れた「社員旅行のテーマ」を設定すること。旅行のテーマが決まっていると、何をしたいかという方向性が出てきます。

さらに、自分のアイデアが旅行の企画に関係していると思うと、モチベーションが変わってくることもあるのでおすすめです。

 

行き先と予算を決定

毎回決まった場所に旅行を決める企業もあれば、会社の業績や社員の要望に合わせて行き先を決める企業もあります。円とドルの動きをチェックしながら海外を旅行先にしたり、社員の要望に合わせて国内の保養地を選んだりすることもあるでしょう。国内であれば1泊2日も可能ですが、海外旅行を採用すると3泊4日程度の日程が必要となるかもしれません。

また、予算を決めるポイントは、ひとり当たりの旅行予算を10万円以内にして、経費として扱うことです。10万円を超えてしまうと、福利厚生費ではなく各社員への給与となり課税扱いとなるので注意が必要になります。最近では、海外への社員旅行でも、税込み10万円以内でも選択肢が広がっています。国内の人気旅行スポットに飛行機を使って旅行に行っても、予算内で設定することができるでしょう。

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社員旅行を経費にするには「旅行期間・参加人数・10万円」

企業が企画する社員旅行において、福利厚生費として扱うためには、経費としての条件を満たしている必要があります。

まず、会社が負担する費用は10万円以内とされています。この範囲であれば、全額会社の負担として社員旅行を計画することが可能です。

また、企業の社員数、もしくは該当部署の社員が半分以上参加していることが必要です。50%未満の社員数の参加では、一部の人が参加していると判断されるため、社員旅行扱いにはならないので注意が必要です。

さらに、最長4泊5日が福利厚生費の対象旅行期間となります。空港までの時間や旅行日数にもよりますが、海外でも滞在日数は4泊5日までとなるので、ゆっくりと過ごすことが可能です。

 

旅行代理店の検討

参加人数が多ければ多いほど盛り上がりをみせる社員旅行。人数が多い、行き慣れない場所、または海外を行き先にしたという場合には、旅行代理店の採用も検討できます。

旅行代理店には、第1種、第2種、そして第3種と種類があり、国内旅行か海外旅行、そしてパッケージツアーを使うかオーダーメイドの企画をするかによって変わります。これは、旅行代理店のパンフレットやWebサイト、店舗の情報などでもチェックすることが可能です。

社員旅行として、海外への団体ツアーの企画を依頼する場合は第1種の旅行代理店になります。国内の団体旅行では第1種か第2種での営業許可を持っている代理店で手配をしてもらうことになるので、事前に確認しましょう。

 

社員へ告知

社員旅行の詳細は、早めに社員へ告知することも大切です。「早く言ってくれれば……」ということにならないように、できる限り早く社員一人ひとりがスケジュールに加えることができるようにしておきます。テーマや旅行の日程が決まったとき、さらに社員の要望を聞きたいときなどに、「行こうかな」と思えるような発表の仕方はおすすめです。

また、社内であっても口コミ効果は、良くも悪くも絶大です。社員研修などがあると、普段会わない社員や講師などと、社員旅行での出来ごとが話題になることもあります。新入社員には、入社時や研修のときに社員旅行のおもしろかったことや楽しかったことを伝えると、期待を高めるのにも効果的です。

 

参加人数の確認

研修やセミナーなどの人数とは異なり、社員旅行は参加人数によって、費用が左右されることがあります。特に、国内海外問わずオーダーメイドの旅行となる場合には、人数によって一人当たりの費用が異なる場合も発生します。福利厚生費として考えていても、10万円を超えてしまったり人数によっては予算内でおさまらなかったりすることもあるからです。そのため参加人数の確認は早めにしましょう。

 

班や部屋割を決める

社員旅行に行きたくない人の理由を聞くと、団体旅行が苦手ということや上司といるとリラックスできないという人も少なくありません。参加人数によっては、新入社員の研修や育成セミナーなどの受講とは異なりますから、班やチームを作る必要もあります。この場合には、ある程度親しい社員同士が一緒になれるよう、参加する社員同士のフィーリングも考慮に入れましょう。

さらに、講師と新入社員などの立場よりも、上下関係がないほうがリラックスしやすいかもしれません。社員によっては、旅行には参加できるけど部屋割は一人が希望ということもあります。少し気を使う班やチーム、部屋割は、楽しい社員旅行のポイントになることもあるので、参加する全社員の要望を聞くことができないとしても重要です。

 

挨拶など依頼

自由時間も必要ですが、社員旅行中に全員で集まる機会も有意義に過ごせるような流れを作りましょう。例えば、宴会の席で幹事は挨拶だけにとどめ、「宴会の司会」を他の社員に依頼することもできます。「上司の挨拶」や「乾杯の音頭(挨拶)」、「ゲーム」や「お開きの挨拶」など、事前に決めて依頼しておくのは社員旅行に対する気持ちの準備にもなるかもしれません。

 

最終人数確定

いわゆる「ドタキャン」が発生しないように、こまめに確認しておくことも大切です。これは、社内だけではなく、旅行会社を採用する際にも大切なポイントになります。タイミングがずれてしまうと、キャンセル料が発生してしまうこともあるので注意が必要です。

 

しおりの作成

社員旅行の参加者に、日程やスケジュールを「旅行のしおり」のようにまとめてみることも気持ちを高める方法のひとつです。参加する社員の年齢などを考慮したデザインも取り入れてみるのはいかがですか。

ある程度の社員旅行の案が決まった時点で、「計画」として情報を共有することもできますが、旅行の1週間ぐらい前までには「旅行のしおり」が全員に渡るようにします。旅行の日程や集合時間に加えて、詳細な行程、宿泊先、持ちものなど、シンプルでも遊び心を加えたものも人気があるようです。

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当日の運営

団体行動で特に大切なポイントとなる集合時間などの「タイムスケジュール」。大勢の人が集まるときに遅刻してしまったり大幅に予定がずれてしまったりするなら、雰囲気が悪くなってしまうこともあります。

そこで、できる限り予定通りの進行を目指したサポートをするのが、幹事を含め社員旅行を企画する側の大きな役割ともいえます。ゆとりを持ったタイムスケジュールも必要ですが、あまりに幅があると待たされるという印象も与えかねません。各工程に少しのゆとりを持たせたスケジュール作りも、当日の運営に役立ちます。

 

精算・振り返り

すべてのスケジュールが完了した時には、社員旅行での費用を清算し、可能な範囲で公開することもポイントです。ゆとりがあるなら、参加者への景品や宴会で行われるゲームの商品を用意したり、面白かった思い出が残るような画像などをアイテムとして準備したりすることもできます。

社員旅行をきっかけに、コミュニケーション力が強まったり、会社組織の一体感が感じられるようになったりします。帰ってきた時に爽やかな気持ちになっていれば、次回の旅行への期待を高めつつ、理想の社員旅行が実施できたといえるかもしれません。

 

まとめ:有意義な社員旅行はコミュニケーション活性化につながる

行き当たりばったりの社員旅行やマンネリ化した企画では、「行きたくない」と思う社員が増えても仕方ないかもしれません。社員旅行を盛り上げるには、社員が感じている「行きたくない」理由を減らしていくことも大切です。団体旅行であれば、全社員の要望を聞き入れた旅行は難しいでしょう。それでも、「行きたい」「おもしろそう」など、できる限り多くの社員が参加に前向きになれる社員旅行の計画は有意義な社員旅行になり、社員同士のコミュニケーションの活性化につながります。

 

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