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周年イベントを事業戦略として活用しよう

健康経営ノウハウブログ編集部
2018/10/15 16:00:00

「創立●周年イベント」に力を入れている企業は多いです。創立記念に会社を休みにする企業もあるようですが、最近では創立記念にイベントを催す企業が増えています。ただお祭り騒ぎをするためにイベントの企画をするのではなく、周年イベントを活用して従業員とのコミュニケーションをとることで、イベント後の業務がよい方向へと進んでいくでしょう。今回は、周年イベントを事業戦略として活用する方法をご紹介します。

 

周年イベントを活用している企業

周年イベントとは、会社が創立してから現在に至るまでの歴史を振り返るものです。創立したての会社がどういうものだったのか、経営者として大変だったこと乗り越えてきたこと、現在の企業ブランドについて、さらには従業員がいるからこそ成り立ったものだと感謝を伝える場です。従業員が会社のことを詳しく知ったり、経営者の思いを知ったりする機会はあまり多くはないので、周年イベントを活用することで、従業員のモチベーションアップを図ることが出来ます。

毎年周年イベントを行っている企業もあれば、5年・10年という節目にだけ周年イベントを行っている企業もあります。周年イベントは企業の記念日に行うイベントなので、従業員が一堂に集まります。従業員へ伝えたいメッセージを伝える場にもなるので、周年イベントを利用していない企業は、活用してみるとよいでしょう。

実際にどんな活用方法があるのか、「株式会社ドミノピザ・ジャパン」「IBMコーポレーション」の2つの企業にスポットライトを当てて紹介していきます。

 

株式会社ドミノピザ・ジャパン

株式会社ドミノピザ・ジャパンは、もともと「どれだけ早くキレイにピザが作れるか」という大会を開催している企業なだけに、社員全員が参加できる企画を開催していました。25周年イベントでは、社員にとってオアシスのような場所でありたいという想いを表していました。ピザボックスを使ったアート、各店舗の従業員からのメッセージが書かれたピザボックスを展示して、従業員の士気を高めていました。

会場は特別感が出るように、ドミノカラーの青と赤を基調にしていて、ゲートをくぐると別世界になるような演出にしていました。ドミノピザ・ジャパンは、各店舗の社員だけでなく、全国のアルバイト、パートを含めた従業員で成り立っている企業なので、団結力をうまく表現していました。

このように、経営者として「何を伝えたいか」「何をモチーフにするか」はしっかりと決めておくとよいでしょう。社員や従業員が参加してよかったと思える周年イベントであることが、経営者として嬉しいことです。企画の段階から何を伝えるかというメッセージの部分をしっかりと詰めておきましょう。

 

IBMコーポレーション

IBMコーポレーションは、100周年イベントを実施していました。節目ともいえる100年の歴史を紹介するにあたって、「100の出来事」をまとめたプロモーションビデオを作成していました。100年の間に起きた100の出来事は、その年に生まれた従業員が紹介するように編集されていたので、経営者が長々と話すよりも、従業員が興味を持ってプロモーションビデオを見ていました。周年イベントで使うビデオや音楽なども、従業員の興味を引くものにしておくことも重要です。

さらに、一般の従業員をプロモーションビデオに参加させたことで、企業の一体感を生んでいます。周年イベントはいつでもできるものではないので、周年イベントを事業戦略としてメッセージ性のあるものにしていきましょう。

社長の話や経営者の話は長く、従業員に届かない場合があるので、プロモーションビデオなどに簡潔にまとめておくことで、会社としてどのように成長して生きたのか、今後どのように成長していくのかの確認が出来ます。さらには、多くの感謝を伝える手法として、プロモーションビデオはとてもおすすめです。 business_99

出典:日本IBM創立100周年記念サイト

 

周年イベントの意義

周年イベントを行う意義は、感謝を伝えるだけではありません。周年イベントは、3つの意義を満たすことでよいものに変わるので、ぜひチェックしてみてください。

 

企業のミッション・ビジョンを理解する

経営者の想いや上司の想いといったものは、日常の業務では伝える機会が少ないです。企業のミッション・ビジョンの再確認をする場所として周年イベントを活用しましょう。企業のミッションとは、「何をするために会社を立ち上げたのか」という役割のことです。

企業ビジョンというのは、今後企業をどのように成長させていくかという未来のビジョンを従業員と共有するためのものです。「この会社はこれからこのように展開していきたい」という、普段は経営者で話していることを、従業員レベルまで落とし込みます。ビジョンや未来展望を、従業員と再確認する場にすることで、日常業務の円滑化が期待できます。

入社して3年務めた社員が、会社のことをすべて理解することは難しいです。仕事を毎日こなせることと、事業の内容を理解している、企業のミッションやビジョンを把握していることはイコールではありません。経営者がどういう想いで会社を立ち上げたのか、どういう事業を今後進めていくのかを把握することで、会社に愛着が沸いて、そのミッションやビジョンのために何が出来るか従業員自信が考えていく。それが本来の企業の進め方です。

従業員自ら、この会社でどうして働いているのかを考えて、自分がどう動くかの動機付けになります。 business_98

従業員へ日頃の感謝を伝える

従業員への日頃の感謝は、伝えられないことも多いです。周年イベントを活用して、日頃の感謝を伝えるようにしましょう。IBMコーポレーションのように、感謝をプロモーションビデオにすることで、遠く離れている事業所にも同じような感謝を伝えることが可能です。また、営業所が遠い場合などは、テレビ電話などを使ってでも、直接伝えることが大切です。周年イベントは派手に企画したほうが、従業員も「いつもと違う何か」に興味を持ってくれます。仕事を休みにするようなもったいないことをしないように気を付けましょう。

 

JTBが行った社内イベント後に実施したアンケートによると、以下のような結果が出たようです。

  • 職場の中でのコミュニケーションが増えた・・・50.5%
  • 他の部門と仕事がしやすくなった・・・42.7%
  • 仕事に対するモチベーションが上がった・・・36.9%
  • 上司と話しやすくなった・・・34.5%
  • 職場に活気が出た・・・32.7%
  • 家族と職場の話をすることが増えた・・・20.7%
  • 業績が上がった・・・15%

引用元:JTB

 

経営者だけでなく、従業員同士のコミュニケーションの場にもなるので、周年イベントは飲み物や食べ物を持ちながら、会話をする時間を楽しむのもよいでしょう。職場でのコミュニケーションが円滑になったり、他部門と仕事がしやすくなったりしていると、日常業務が円滑かします。同じ企業に属している人間だからこそ、多くのことを共有して、コミュニケーションを取ることで、人手不足になったときにもフォローをしたり、退職しようと考えなくなったりと、企業として大きなメリットがあります。

 

企業ブランドを高める

新設された企業のうち、2割が2年以内に倒産、3割が10年以内に倒産、5割が20年以内に倒産や撤退をしているという事実があります。つまり、周年イベントをしっかりと行って、企業ブランド力が高められている企業が生き残っているということです。企業のブランドは、経営者だけで作れるものではありません。従業員が企業のミッション・ビジョンを理解して、自分から行動することで一層強い企業ブランドになります。

スターバックスコーヒーをひとつの例に挙げてみると、スターバックスコーヒーは味やメニューだけで人気を維持しているわけではありません。従業員の研修をしっかりと行い、企業のミッションを従業員が理解しているからこそ、どの店舗でも同じようなサービスを受けられるという強みがあります。企業ブランド力は、このようにひとりひとりの従業員の意識によって出来上がっていきます。そのことは従業員も理解していない人が多いので、周年イベントで少し触れる必要があるかもしれません。

従業員は人材と呼ばれていますが、最近では「人財」と表現されることが多くなってきました。会社の財産である、という考え方をしているのですが、その考え方の到達点が企業ブランド力の向上につながると考えられます。周年イベントでは、従業員に感謝を伝えるだけでなく、財産であること、そして企業ブランドは一人一人で作り上げていくものだという認識を持っていけば、長期間活躍できる企業になるでしょう。

 

まとめ

今回は、企業の周年イベントにについてご紹介しました。企業によって周年イベントに行う内容は異なりますが、事業戦略的に考えるのならば、企業のミッション・ビジョンの確認、従業員への感謝の気持ちを伝える場所であること、さらにはブランドとしての意識付けを行う場として利用しましょう。企業が続いていくには、従業員と経営者の団結が必要になり、ブランド力が重要になります。周年イベントを行うときには、しっかりと事前準備をして従業員が楽しめるものにしましょう。従業員に感謝の気持ちが届けば、周年イベントは成功し、事業も円滑化することでしょう。

 

 

 

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