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厚生労働省が推進する健康経営とデータヘルスの連携「コラボヘルス」

健康経営ノウハウブログ編集部
2018/08/31 9:00:00

企業が率先して行う健康経営と、健康保険組合などが行うデータヘルス。どちらも健康に対する重要な取り組みです。厚生労働省では、健康経営とデータヘルスの連携「コラボヘルス」を提唱し推進しています。

実は、コラボヘルスは企業にとって重要な取り組みです。ここでは、コラボヘルスについて詳しく解説します。

 

健康づくりを効率化するデータヘルスとは

近年、さまざまな業種でペーパレス化や効率化が行われていますが、医療業界でも健診やレセプトなどの健康医療情報が電子化され、その管理が進んでいるところです。健康医療情報が電子化されたことで、その情報の活用や分析の幅に広がりが出てきました。

健康にまつわるさまざまな保険事業を、データ分析により効果的・効率的に行うことを「データヘルス」といいます。データヘルスでは、データという客観的な根拠によって課題を洗い出し、より効果の高い施策を行うことができます。

 

健康経営と連携したものがコラボヘルス

企業で働く従業員の健康に関わりがあるのは、健康保険組合等の保険者と企業自身です。健康保険組合等の保険者は、企業に対して従業員の健康状況や健康課題を客観的な指標を用いて示したり、保健事業への参加を推奨したりします。つまり、データヘルスによる効果の高い施策を提唱します。企業は、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する健康経営を行います。健康保険組合等の保険者によるデータヘルスと、企業の健康経営を連携させたものが「コラボヘルス」です。もともと、データヘルスは厚生労働省が、健康経営は経済産業省が推進していましたが、省庁の垣根を越えて政府としてコラボヘルスを推奨しています。

 

コラボヘルスでは、企業が職場環境の整備を行い、健康保険組合が保険事業を実施するというように、企業と健康保険組合が役割分担・連携を行います。そうすることで保険事業の基盤を強化することができ、それが企業においては生産性の向上を、健康組合においては保険事業の円滑な実施を、国においては医療費の適正化を可能にするのです。

 

コラボヘルスによる相乗効果deta_image

コラボヘルスとは、企業が職場環境を整備、健康保険組合が保険事業を実施というように、企業と健康保険組合が役割分担・連携することでした。では、コラボヘルスが企業と健康保険組合等の保険者に与える相乗効果には、どのようなものがあるのでしょうか。

 

そもそも、企業と健康保険組合はそれぞれ問題を抱えています。近年、企業での従業員の健康問題がクローズアップされ、それが企業の業績や信頼を左右するまでになってきました。過労死などで高額な賠償責任を問われたり、企業の信頼が低下したり、それが株価などにも影響を与える事態が起きています。一方、健康保険組合では、医療費の増大などで厳しい財政運営を余儀なくされ、資金不足により本来の保険事業に滞りがでてくるようになっています。

 

コラボヘルスを行うことで、企業はデータヘルスにより、効果の高い保険施策の提唱をうけることができ、従業員の健康問題に対するリスクを回避することができます。また、健康保険組合としても、企業の従業員が健康になることで、医療費の増大により資金不足が解消でき、本来の保険事業に力を注ぐことができるようになります。

 

コラボヘルスの推進体制と役割分担

コラボヘルスで効果をあげるためには、企業と健康保険組合での推進体制の構築と役割分担が必要になります。企業と健康保険組合で推進体制の構築を行うためには、前提として、企業が健康経営を行う体制を構築しておく必要があります。つまり、経営者や役員が中心となり、企業全体を横断した健康経営推進の体制を構築します。

 

では、コラボヘルスはどのように行われるのでしょうか。例えば、禁煙対策やメタボ対策などを例に挙げると、健康保険組合は一般的なデータを収集し、情報提供を行います。そのデータや従業員のデータを基に、企業と健康組合で健康白書などを作成します。企業は健康白書を基に、従業員などへの告知や相談場所の設置などの企業内環境を整備、健康保険組合は従業員に対しサポートや指導などの保険事業を実施、その効果の測定と企業へのフィードバックを行っていくというような流れです。

 

このように、コラボヘルスでは1つの目的の達成のために、企業と健康保険組合で役割分担を決めて共同で保険事業を行います。こうした取り組みを行うには、企業の健康経営の担当部署と健康保険組合が推進会議のようなものを作り、つねに連絡の取りあえる体制を構築しておくことが必要となるでしょう。

 

コラボヘルスでより良い健康づくりを推進

コラボヘルスは、企業と健康保険組合等の保険者が一緒になって、従業員の健康に関する取り組みを行っていくことです。コラボヘルスを行うことで、客観的な情報や成果を得ることができます。健康経営で生産性の向上や企業価値の向上などの効果を最大限に得るためにも、コラボヘルスでより良い健康づくりを推進しましょう。

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