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健康経営導入ステップの具体例|どのように取り組んだらよいか

健康経営ノウハウブログ編集部
2018/09/21 10:30:00

労働力が減少の一途をたどる日本社会の中で、健康経営の重要性は高まるばかりです。しかし、自社が健康経営に踏み出すにあたって、どのような取り組みを行っていけば良いのか、すぐに答えを出せるわけではありません。ここでは企業が抱える課題を解決するための戦略のひとつとして、健康経営導入のステップや具体例を考えていきます。

 

健康経営とは?どのような企業が取り組むべきか

健康経営は従業員の健康管理を経営の課題とし、経営的な視点から計画的に取り組んでいく経営手法です。これを実践することにより、従業員の健康の維持と会社の生産性向上を目指していきます。健康経営はすべての企業に必要な取り組みですが、特に早急に取り組まなければならない企業には、どのような特徴があるのでしょうか。主に考えられる状況としては、次のようなものが挙げられます。

 

  • ストレスチェックの結果が悪かった
  • 長期休業者が目立つ
  • 人材不足で従業員の労働時間が長くなりがち
  • 従業員の年齢層が高い

 

2015年から一定以上の規模の企業への義務化が定められたストレスチェックですが、一部にでも悪い評価があった場合には、すぐに対策を実施していく必要があります。すでに仕事へのストレスから、メンタル面でのダメージが表面化し、長期休業者が出ているというケースも同様です。

人手が足りずに現従業員に負荷がかかり過ぎていると、会社への不満は増すばかりです。年齢層の高い従業員に対しては、これまで通り元気で働いてもらうための何らかのサポートが不可欠です。

 

健康経営に取り組む4つの導入ステップ

健康経営を今すぐ始めなければ、と経営側が焦っても従業員側にその姿勢が伝わらなければ、導入後の運用がうまくいきません。それではどのようなステップで、健康経営を導入していけばよいのでしょうか?導入の流れを見ていきましょう。

 

STEP1:健康宣言をする

最初に、社内外に対して健康経営を行うことを宣言します。従業員には健康経営の主旨や目指すところを十分に説明し、理解を求めるのです。企業全体に取り組みを浸透させて行かなければ、単なる声かけに終わる恐れがあります。告知しただけで誰も参加しないセミナーや勉強会では、意味をなしません。

健康経営の一環として、禁煙や分煙をする場合には、外部の顧客や取引先にも協力を仰ぐ必要が出てきます。健康宣言により会社の進むべき道を、各方面にお知らせしていきましょう。また、加入している健康保険組合や健康保険協会などで、企業の健康経営の支援事業をしていないかを確認する必要があります。活用できる制度があれば、積極的に申請していきましょう。

 

STEP2:健康づくりの組織体制を整える

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健康づくりのために、社内で中核となる担当者を決定していきます。ひとりに丸投げしたり、押し付けたりすることのないよう、しっかりとバックアップ体制を整えることが重要です。社長自らが組織のトップとなるのも良い方法です。

各部署と連携が取れるように、部署内でも健康経営のサポート役を決めておきましょう。定例の話し合いや、勉強会、研究会の開催などについては経営側が配慮し、率先して健康施策を進められるように計画していきます。健康経営アドバイザーや自治体が派遣する講師など、健康づくりに関する外部の人材を招き、プロの意見を取り入れるのも効果的です。

 

STEP3:健康課題を把握する

自社が抱える課題を把握するために、各種のデータを調査していきます。定期健康診断の受診率の確認、社内の傷病者の把握、長期休業者の状況確認などを行います。可能であれば健康診断結果やストレスチェックデータを活用し、全社的な傾向をつかんでいきましょう。

時間外労働時間や休日労働時間、有給休暇の取得率の把握や、就業時間内の休憩・食事の状況など労働環境もチェックしていきます。さらに、従業員からのアンケートで、仕事と健康に関する不安を洗い出していけばリアルタイムでの課題が浮き彫りにされます。

 

STEP4:健康づくりの計画・推進をする

STEP3で明らかになった課題を基に、取り組むべき優先課題を決定していきます。セミナーによる健康への意識づくりなど全体で取り組むもの、禁煙やメタボの改善など個人で取り組むものといった方針別の組み立てを行います。個人の問題であっても個別にまかせず、必ず企業としてのサポート策を打ち立てていくことが大切です。

定性的な目標とせず、「健康診断の受診率100%達成」「喫煙率を〇月までに○割減」「有給取得率80%」「朝食・昼食の欠食ゼロ」といった具体的な数値目標を掲げ、達成するための実現可能な施策を考えていきます。健康経営はトップダウンでは成功しません。従業員に健康の大切さを理解してもらい、経営側が本気で取り組む姿勢を示すことで健康経営が現実のものとなります。

 

実施状況を把握し、より良い健康経営を

現在企業の課題となっている原因の根幹は、日々の業務の中にあります。従業員が疲れや苛立ち、ストレスを抱えているのを放置していても改善は望めません。健康経営は健康宣言から始まり、末永く継続して行っていくものです。健康経営施策を推進するにあたっては、逐次状況を把握し、より良い健康経営を目指していかなければなりません。

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